機械や搬送機制御のお仕事の魅力

雑談

今日は少し息抜きで・・・この仕事の魅力や、逆に辛いことをお話しします。

何故かというと、私が普段一緒に仕事をしている機械関係の方や搬送機関係の電気屋さんたちは私より年上の方が多いです。

年下の方も少しはいますが、それでも30代の方で私の近くには20代の人がいないのが現状です。

少しでも同業仲間が増えてほしいとの思いで書いてみます。

機械や搬送機関係の制御のお仕事

機械や搬送機関係といっても働いたことが無い方はどんな仕事かピンとこないと思います。

私の仕事内容をお話しさせていただくとこんな感じの流れで仕事をしています。

  1. 機械や搬送機メーカーからその設備の図面と仕様書を頂きます。
  2. 何処にどのセンサーやスイッチ、モータが付き、どのような動きやシステムを組むのか打ち合わせに行きます。
  3. 設備に合わせて電気図面を書いて、盤内の部品選定や制御盤のキャビネットサイズを決めてメーカーに提案します。
  4. メーカーの承認が下りたら部品やキャビネットの発注をします。
  5. 部品やキャビネットが届いたら制御盤を製作します。
  6. 制御盤が完成したら、メーカーの工場又は納品するお客様のところの機械や搬送機に制御盤を据付に行きます。
  7. 制御盤を据え付けたら機械や搬送機のセンサー、スイッチ、モータから制御盤までの配線作業をします。(センサーやスイッチ、モータはメーカーが取り付けてくれています)
  8. 配線作業が終わったらシーケンサのプログラムを製作し試運転をします。
  9. 試運転が終わったら完成!お客様に引き渡しをします!

こんな流れで仕事をしています。

この流れを一人でするときもありますが、大きい設備だと同業の仲間の方たちと協力したり分担したりしながら仕事をします。

ここが楽しい!制御のお仕事

やはり上記で書いた流れを一人でするときはやりがいと、物を作る楽しさを感じます。

1つの設備の引き渡しまでに1か月から長いものなら3か月以上かかる時もあるので達成感はひとしおです。

最近の若い方はシステムエンジニアなどのデスクワークを好む方が多いとよく聞きます。

確かに現場仕事など、体を使う仕事ってしんどいですよね・・・。

私のしている制御の仕事はどちらかと言うと体を使う仕事になると思います。

しかし私は盤の製作、設備に配線、プログラム、この3つにこだわって楽しんでやっています。

盤製作

やはり制御盤を作っているときは物を作っている感があって楽しいです。

自分で書いた図面通りに物を配置して配線をします。

冷却ファンを取り付け、盤の正面にタッチパネル(GOT)やスイッチを付け、そして銘板を貼って図面通りに仕上がったときは「よしよし上手く出来たぞ・・・」と少し離れてニヤニヤしています。

電源をつないで電源を初めて入れたときに、電源表示灯やGOTが光っただけでも少しテンションが上がったりします。

これは制御盤だけに限らずものを作る仕事をしている人は、製品による差はあると思いますが、皆さんが感じる喜びではないでしょうか。

設備に配線

配線は機械や設備にタップを切ってねじで配線ダクトを固定していき、狭い隙間に入って絶縁被覆付閉端接続子(CEなど)で1つずつセンサーなどに配線を圧着していきます。

私はいかにきれいに配線できるかにこだわってやっています。きれいに電線をまとめたり、丸めてみたり・・・とにかくカッコよく美しくが大事です。

私はもともとメーカーで機械の据付や高所作業でのメンテナンス作業もしていた経験もあるので、勝手に機械の部品を外して配線したりして、たまにやり過ぎてしまうくらいこだわっています。

小さなバン屋
小さなバン屋

「配線のカッコよさ⁈美しさ⁉何それ!ただの電線やん!」って思うでしょ?

これがあるんです。カッコよさ。いかに美しくきれいな模様のようにインシュロックなどで固定するか。

見えないところだとつい普通になっちゃいますが、よく目につく場所はどれだけ納期が無くてもカッコよく美しくするように心がけています。

シーケンサのプログラム

この工程は楽しくもあり、苦痛でもあります。

小さい設備の時は、過去に作ったプログラムを流用したりするので比較的簡単に作れます。

しかし大きい設備になったり、cc-linkやEthernet、サーボモータが複数付いたりすると、もう訳が分からなくなってきます。

GOTの画面を設計するのは楽しいので、そこにだけ妙にこだわったりしながらなんとか完成させています。

設備の前にキャンプ用の机と椅子を置いて、試運転だけで何日もかかる場合もあります。

そうやってメーカーの担当者とお客様の要望通りに機械が動いたときの達成感は最高です。

ここが辛い!制御のお仕事

やはり辛いこともたくさんあります。

納期

この記事を書いている理由は同業者を増やしたいからです。

本当に人手不足なんです。納期に間に合わすために夜中まで配線することもあれば、試運転することもあります。

もっと人手があれば楽に早く終わる仕事も人数が足りていないのが現状です。

とくにお客様の工場で残業するときは担当の方まで私のせいで残らないといけない訳なので、物凄いプレッシャーです。

そのプレッシャーでさらにミスをする・・・負のループに陥ります。

だからと言って文句や嫌味を言われたことはありません。

どの仕事でもそうですが、この経験が成長には欠かせないのかもしれませんが、やはりもっと仲間が欲しいです!

出張

この仕事はどうしても現場に行っての作業になるので出張が多くなります。

同じ県内のお客様なら通いで仕事に行くのですが、県外だと泊りで作業に行くこともあります。

2週間以上の出張になることもあるので、家族に会えないときは少し辛い時もあります。

遠方に出張に行くとお金は沢山稼げるのですが、その分外食をしてお金を使い過ぎてしまうのと、肉体的な疲れが年々厳しいですね。

でも県内だけの仕事では食べていけないのが辛い所です・・・。

シーケンサのプログラム

「ここが楽しい!制御のお仕事」と上記で楽しいと言いながら辛いことも多いのがこのプログラムと試運転です。

納期があれば楽しいです。逆に納期が無かったら楽しさを感じる暇がないくらい焦ってしまいます。

メーカーの人やお客様が、試運転を手伝ってくれたり、搬送機に流すパレットなどを準備してくれたり。

申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら仕事しています。

小さなバン屋
小さなバン屋

プログラムを作っているときはいつもこの仕事向いていないんじゃないかと落ち込みます。

超ベテランの70歳近い仕事仲間の方が難しい制御のプログラムを作っているのを見ると、自分の未熟さを感じてしまいます。

まとめ

結局納期次第で楽しかったり辛かったり。どの仕事もそうなのかな?

私の仕事自体の規模が大きくないので、少しのんびりしているところもありますが、体を動かすときと、パソコンでの座り作業のときが半々くらいの仕事です。

地域差もあるかと思います。やはり大阪や東京などは規模も全然違うかもしれません。

私は今は一人でやっていますが、中小企業のFA関係の会社なども同じような内容かと思います。

皆さんも制御のお仕事いかがですか?

最後に、このブログを書いている人

小さなバン屋
小さなバン屋

小さな盤屋を一人で細々と営みながら一人でゆる~くロードバイクを楽しんでいます。

一人ぼっちでロードバイクを始めても楽しめることを皆さんに伝えるためにこのブログをやっています!

就職氷河期世代ですが、なんとか設備メーカーに就職し、いろいろありまして5年ほど前から一人で頑張っています。

このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです!!

⇒詳しいプロフィールはこちら

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